飛来の地

この台風が来る前のことです。

私の家は、めったな事ではチャイムが鳴らない客人の少ないさみしい家なのですが、
この夏から秋にかけて、よくチャイムが鳴る。
本当によく鳴る。

先日も、いつものようにチャイムが鳴りました。
インターホンで外の様子を見てみると、誰も映っていない。
小さな声だけが聞こえます。

ドアをおそるおそる開けてみると。

そこには近所の子どもが二人、
にかーっと笑って、私を待ってるんですね。
「先生、のどかわいた!」
・・笑
にこにこして言うの。

実習以来、うちには子どもがよく来るんです。
ある時は野菜を持って、
またある時はおじいちゃんやお母さんと。
昭和30年代の古き良き慣習がいまだ根づく、わが愛すべきホームタウン。笑

子どもたちはのどを潤すと、
「よしっ、次は○○公園だ!あ、先生じゃあねー」

キックボードを蹴りながら遠ざかる、二つの後ろ姿を私はずっと見送ってました。

小さすぎて、インターホンにも映らないような子ども達だけど、
彼らが来るのは、不思議と私が不安だったり気持ちがかさかさしている時。
受かった実感が湧いたのも、子どもたちの嬉しそうな顔を見たからでした。

だけど、どんなに可愛くても手放したくない気持ちが湧いても、
自分の胸にぎゅって抱きとめたままにするだけが、自分のする事じゃないって言い聞かせています。
時に、子どもの持ってる力をこわいけど信じて、そっと背中を押してやれるような器量がほしい。

冬が終わると、鳥たちが飛び立ってくように
子どもたちは我が家にほんのひととき飛来してくるだけ。

そう思って家に入ると、またチャイムが。

「先生!○○ちゃん転んじゃったよ!」
・・・苦笑。
応急手当して、また送り出してやりました。

今度、子ども用の小さいこっぷを買いに、雑貨屋に行こうとおもってます。
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# by eripan0504 | 2004-10-09 23:10 | 子ども

語学の使徒

と書いて『ロゴスのつかい』と読むのだそうです。

母校の校歌の一節です。
私の母校の校歌には、壮大な夢とロマンが詰まっていて(苦笑)、
私は高校時代、それにしばしば押し潰されそうになりました(気がする)。

校庭からは桜木町の景色が見えて、
その先に海があって
さらにその先に異国の地があるみたいだからお前たちはそこに向かって翔びたて!
みたいな、若干怒気がこもったような力強い歌詞でした笑。 

とんでもない事を要求されてるなぁと思いながら、
私は結構その曲が好きでした。

カリキュラムは15歳の少女たちに英語のみならず
第二外国語を履修させ、私達はにわかトリリンガル(日・英・西など)でした。

だから、語学の使徒。

きっとその語学力は手段で、それが目的になっては駄目だったんだろうけど、
当時の私の語学力は、手段としてもたぶんに問題がありました。


ろごすのつかいかぁ、って友達と苦笑いしあった母校も、
この度、他校と合併するそうです。
なんだか自分の拠り所が急に奪われてしまったような
どうしようもない寂寥感。

だけど、こう思います。
いつまでも仲間を絶やさず、集い続けることが
うちらにできるささやかな、そして最強の抵抗だと。

ふぁいつ。
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# by eripan0504 | 2004-10-08 22:36 | 学校

みずのほし

とうとう、はじめました。
むずかしかったよー。
なんかこう、大海をいかだで漂流してるみたいな孤独な感じです。
よかったら(さみしいので)足跡残してってください。

名前の由来は

高校時代、水に還りたくて水泳部を作ったから
のような(冗)
地球が水の星と呼ばれているから
でもあるような
でもこれかも↓

ある雑誌のなんとか判断で、私は「砂の女」であるようで。
なにやら、
陽に晒されて表面上すっごく熱くなるんだけど、
さわってみると実はすごくさらりと乾燥している、みたいな・・。
なんかさめた女みたいでやだなって。
じゃあ水分補給しとくかぁ、みたいなノリです。

実際「泥」みたいな女ですが(想像に任せます)、
どうぞよろしくお願いします。

あと
10月1日、やっと将来のみちすじが大方決まりました。
応援してくれた皆様、そしてメールをくれた皆様。
本当にありがとうございます。
そんな事全然知らなかった皆様、当然です。
このブログを見てくださって本当にありがとうございます。

この仕事には、子どもたちの人生をしあわせにする使命があって
私は責任を持って生きてきます、

みたいな事を若造が偉そうに、面接で喋ったとき、
「確かにそういう責任もあります。だけどこの仕事は
子ども達に人生を造ってもらえる、だからこの仕事はいいんだ」
と、面接官の方が目を輝かせて言ってくれました。

きっとこれから先も、私はみんなから
いっぱいもらって、そして時にはあげたりもできて、
そやって暮らしてくんだと思います。

そんなわけで、暇な時にでも見ていってください。
そぃでは、がんばります。
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# by eripan0504 | 2004-10-07 15:00 | 日々